分離の灰を一緒に保管

9 月 22nd, 2012 by admin

市のごみ処理施設 セシウム濃度めぐり

川崎市が、市内四カ所のごみ処理センターのうち浮島(川崎区)など三カ所で、別々に処理するとした放射性セシウム濃度が比較的高い飛灰と低い主灰を同じ灰ピットに仕切らずに溜めていることが分かった。二十一日の市議会決算特別委員会で、猪股美恵氏(無所属)の指摘に市が認めた。

福島第一原発事故を受けて、死は飛灰は一時保管、主灰は海面埋め立てと処理を分けるとしていたが、稲垣正環境局長は、浮島のほか堤根(川崎区)、橘(高津区)の処理センターで同一ピットになっていることを認めた。

ただ、稲垣局長は灰の色で判別できる、と説明。その上で「市民からの心配の声も寄せられたことから、八月に主灰と飛灰が接する部分は飛灰として扱うことを徹底するよう、各施設長に文書で通知した」と答えた。(山本哲正)

2012年9月22日(土)東京新聞朝刊

セシウム検出食材 給食使用

9 月 5th, 2012 by admin

市長「危険知ることが大事」

川崎市の小学校給食で、放射性セシウムを含むと分かった県産冷凍ミカンや山形県産リンゴ缶詰を使うことについて、阿部孝夫市長は四日の会見で「危険の中で生活していることを子どもたちが知ることが大事だ」と語り、教育的側面からの使用を強調した。

市の検査で、冷凍ミカンは一キログラム当たり9.1ベクレル、リンゴ缶詰は同1.6ベクレルの放射性セシウムを検出。市では、国の基準値(一キログラム当たり100ベクレル)を下回っていることから、冷凍ミカンは四月から給食で出しており、リンゴ缶詰は九月から使用。

横浜市や鎌倉市が冷凍ミカンの使用を見合わせていることへの質問に、阿部市長は「このレベルでビクビクする教育をすることが間違い」とし、「道路では車にぶつかる危険性があり、すれ違ったあかの他人に刺される可能性もある。だから人とすれ違うな、と教育しますか?」とも。

納得していない保護者もいるが、「ビクビクしなさんな」と話した。(山本哲正)

2012年9月5日(水)東京新聞朝刊

山形県産リンゴ缶詰 セシウム1.6ベクレル検出

9 月 1st, 2012 by admin

小学校給食用 ミカンに続き使用へ

川崎市教育委員会は三十日、小学校の給食に使う山形県産のリンゴ缶詰から、一キログラム当たり一・六ベクレルの放射性セシウムを検出した、と発表した。給食の食材検査で放射性物質を検出したのは三件目。

国の基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を下回り、市教委は九~十二月に月一回、フルーツポンチに使う予定。食べるかどうかは保護者や子どもの判断に委ねる、としている。九月の使用予定日は、川崎、中原区が三日、高津、宮前区が十日、幸、多摩、麻生区が十八日。一人五〇グラムの摂取になるという。

食材検査では、四月に神奈川県産の冷凍ミカン(同九・一ベクレル)とミカン缶詰(同三・八ベクレル)で放射性セシウムが検出された。市教委は冷凍ミカンを給食に出し続けており、九月も幸、多摩、麻生区が十二日、川崎、中原区が十四日、高津、宮前区が二十六日に使用を予定する。

放射性物質を含む食材の使用中止を求める保護者らに対し、市教委は「放射性物質を検出した場合、学校を通じて保護者に知らせることを徹底する」との見解にとどまっている。横浜市、鎌倉市は県産冷凍ミカンの給食での提供を見合わせている。 (山本哲正)

2012年8月31日 東京新聞朝刊

オオクチバスの出荷自粛を解除

7 月 7th, 2012 by admin

オオクチバスの出荷自粛を解除
芦ノ湖産で県

県は六日、箱根町の芦ノ湖で捕れたオオクチバス(通称・ブラックバス)に含まれる放射性セシウム濃度を検査した結果、食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回る同98ベクレルだったと発表した。
三回連続で基準値以下だったため、県は地元漁協に対する出荷自粛要請を解除した。

東京新聞2012年7月7日(土)朝刊

福島周辺水域の川魚から2600ベクレル

7 月 3rd, 2012 by admin

福島周辺水域の川魚から2600ベクレル
セシウム濃度測定

環境省は二日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施した福島県周辺の河川や湖、海域の魚類や昆虫に含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を発表した。福島県南相馬市の真野川で採取したハゼ科の魚、シマヨシノボリから1キログラム当たり最高2600ベクレルを検出、海よりも河川や湖の魚類の方がセシウムの濃度が高い傾向がみられた。
魚類を含む一般食品の国の新基準値は1キログラム当たり100ベクレルで、2600ベクレルはそれを大幅に上回る数値。
環境省は「海水魚と淡水魚で、セシウムが蓄積される仕組みに違いがあることが影響しているようだ」と指摘。調査は、昆虫や藻などが魚類の汚染とどう関連しているかを探ることが目的で「冬場の調査で採取した数が少なく、はっきりした傾向は分からなかったが、継続的に調査を進めたい」としている。
調査は昨年12月~今年2月に実施。河川と湖では、福島県内の計5カ所で、コイなど延べ23種の魚類から1キログラム当たり61~2600ベクレルを検出。カゲロウなど延べ15種の水生昆虫で同330~670ベクレルだった。海域では、福島県いわき市や宮城県亘理町沖の計3カ所で延べ31種の魚類から同2.15~260ベクレルを検出した。

東京新聞2012年7月3日(火)朝刊

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